中国共産主義青年団や国家林業局が出資して実施する「母なる河」保護グリーンプロジェクトが、生態的効果と社会的効果を見せはじめた。
「母なる河」とは中国一の川長江と第二の川黄河のことであるが、プロジェクトは、この二つの大河の生態環境を保護し、改善することを宗旨とする社会的公益活動であり、その目的は主に、社会でグリーン文明的意識や生態環境意識も呼び持続可能な発展という認識を普及させ、長江、黄河などの河川と湖の流域で植樹造林活動を行い、水土を保持し、汚染を防止することで中部地域と西部地域の自然環境の悪化を防ぎ、一部地区の森林カバー率を引き上げ、それそれ地区の植生を回復することである。
関係筋によると、1999年以来、中国は甘粛、重慶、四川、陜西など西部地区で、1000もの「母なる河」保護プロジェクトが実施されており、これまでの造林面積は22万ヘクタール以上に達しているという。
「CRI」より2004/09/24