近年、北京市は中等学校(高校を含む)と小学校で学生の「栄養に富む昼食」を押し広め、生徒たちの飲食レベルが大幅に引き上げられた。当面、北京市では約35万人の中学生と小学生が「栄養に富む昼食」を食べ、それを通じて、良好な衛生意識と飲食習慣を養成する生徒も増えることになった。
北京市教育委員会筋によると、北京市は厳しい管理を前提として、食品加工の規模をコントロールし、「栄養に富む昼食」の衛生と食品の安全を確保。当面、北京市はすでに公開入札を行い、「食品の衛生と品質」を中心とする総合評価の形で50社の北京市内の生産企業を指定し、毎日、23万の「栄養に富む昼食」を生産。同時に、関連生産企業にも合理的な分布と衛生基準に合致した状態が見られるようになった。また、北京市は高品質の学生食堂を重点として建設し、現在、200所あまりの学生食堂は「衛生、栄養」に基づいて約12万人の生徒に昼食を提供。市および区レベルの教育および衛生部門の二段階の管理システムが確立し、現場生産と工業化された生産と配送が結びついたいわゆる「『栄養に富む昼食』の供給システム」が完成されることになった。
北京市「安全食品プログラム」によると、北京市教育委員会は生徒たちの「栄養に富む昼食」の原料産地を統一的に管理し、生産企業へ配送する穀物、肉、水産物および大豆製品の安全を確保することとなった。
「チャイナネット」 2004/09/29