首都緑化委員会と北京市林業局は7日、北京市付近は来週から紅葉の見ごろを迎えるとの予測を発表した。最近の気象状況や落葉樹の紅葉に関する性質を総合した専門家の分析によると、同地域では今年の夏は昨年に比べて降雨量が多く、紅葉樹の健康状態は現在良好。北京郊外の紅葉樹は、気温の低下や昼夜の温度差拡大が進み、初霜が降りた後に色づき始めるため、来週あたりが紅葉狩りに最適となる。
北京市は、都市の至る所で紅葉を観賞できる町づくりを目指し、紅葉樹の植樹活動を進めている。今春は1万5千畝で植樹を実施し、これまでの植樹面積は累計40万畝(1畝は約15分の1ヘクタール)に達した。このため、北京郊外のあちこちで紅葉が楽しめるようになり、紅葉狩りのために市民がこぞって紅葉の名所、香山に押しよせる必要もなくなった。
「人民網日本語版」2004年10月8日