発展途上国との関係
中国は世界最大の発展途上国であり、発展途上国との連帯と協力を強化し、発展させることは、中国の外交政策の基礎である。中国は積極的に非同盟運動、77カ国グループ、アフリカ連盟、ラテンアメリカのメルコ・スルなどの発展途上国組織を支持し、77カ国グループと一緒に南南協力ハイレベル会議を呼びかけて招集した。2003年6月、胡錦涛国家主席はスイスのローザンヌで南北首脳非公式対話会合に出席したアルジェリアのブーテフリカ大統領、ブラジルのルラ大統領、マレーシアのマハティール首相と会見した。12月には、温家宝国務院総理がメキシコ、エチオピアなどの発展途上国を歴訪し、エチオピアの首都アジスアベバで催された中国・アフリカフォーラム第2回閣僚級協力会議に出席した。2003年、キューバ、エクアドル、ウクライナ、ガイアナ、フィジー、ザンビア、カメルーン、ルーマニア、ハンガリー、バヌアツ、ニジェールなどの発展途上国の元首あるいは政府首脳は相前後して中国を訪問した。2004年の旧暦の新年が過ぎたばかりの際に、胡錦涛主席はエジプト、ガボン、アルジェリアなどを公式訪問した。
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