中国は終始積極的に参与し、共通点を求め、相違点は残し、協力を推進するという趣旨に基づいて、APEC(アジア太平洋経済協力機構)の諸活動に全面的に参加している。2003年10月に、APEC第11回非公式首脳会合がタイのバンコクで催され、胡錦涛国家主席は席上でのスピーチで、各加盟国は相互信頼を強化し、アジア太平洋地域の安定を守り、効果的な措置をとって、経済・社会の協調的な発展を促進し、市場の相互開放を促し、多角的な貿易体制を充実させるべきであると指摘した。これらの主張は広範な支持を得て、会議で発表された『指導者宣言』の中に具現された。
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