機械工業と自動車工業

中国の機械工業は各業種に大型ガス・タービン、大型ポンプユニット、原子力発電ユニットなどの発電設備、超高圧直流送変電設備、大型冶金、化学肥料および石油精練プラント、都市電車交通設備、新しい製紙と紡績機械などを含むさまざまなハイレベルの大型プラントを提供することができる。中国の機械・電力設備はすでに中国の主な輸出品となり、1996年から2003年にかけて8年間連続して輸出品の中で一位を保っている。2003年に、中国の機械・電力設備の輸出額は前年より44.8%伸びの2275億ドルに達し、一般の対外輸出の伸びより11.1ポイント高くなった。

20世紀の90年代には、自動車工業は国の支柱産業の一つとして着実な発展を見せ、自動車生産台数は1995年の145万台から2002年の325万台に増え、2003年、自動車の生産量は444万台、販売量は437万台にそれぞれ達した。乗用車――この中国の家庭で保有量の最も少ない耐久消費品は現在販売高の伸びがもっとも速い商品になっている。このほど行われたアンケート調査によれば、中国で乗用車を買える家庭数は1200万戸に達し、自動車工業の発展の展望は明るい。

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