ここ数年、世界経済の流れにより速く融け込むため、中国は税率引き下げの面で積極的に努力を払ってきた。中国政府は1996年4月1日に4971税目の輸入税率の引き下げを発表し、平均税率を35%から23%に引き下げた。1997年10月1日からさらに4874種の輸入商品の平均税率を23%から17%に引き下げた。2001年1月1日から、また3462種の輸入商品の税率が引き下げられ、平均税率は15.3%に下がった。2002年は中国のWTO加盟後の一年目であり、中国の輸入商品の平均税率は1992年の43.2%から12%に下がり、税目総数の59%を占める4315の税目が最終譲許を達成した。
2004年1月1日から、中国はさらに平均税率を2003年の11%から10.4%に引き下げることになっている。2005年までに、工業製品の平均税率は9.3%に、そのうち、大部分の機械製品の税率は5~10%に下がり、一部製品の税率は直接ゼロに下がることになる。
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