国家林業局の祝列克副局長は18日北京での記者会見で「中国の都市の数が増え、その規模が絶えず拡大されることに伴い、これからは都市部の森林建設を速め、2110年まで全国70%の都市部の森林カバー率を30%に引き上げていく」と述べた。
それによると、世界の生態環境の良い国と比べ、中国の森林建設は立ち遅れており、そのカバー率も低く、植え付けられる樹木の種類も少ない。こうした状況を改めるため、中国各地では都市部の森林建設をその都市の全盤発展計画に組み入れており、一部都市では、その分布が合理化し、樹木や植物も多様化され、優れた景観をもつ都市部森林生態網システムが初歩的に確立されている。
「CRI」より2004/10/18