中国衛生部の高官は20日北京で「この6年ほどの間、中国では無償献血制度を推進し、献血や採血をする人の資格を厳格にすることや血液採集ステーションの施設を改善することなどの措置を取ることにより、血液の安全性が更に保障されてきた」と述べた。

　現在、中国では、「献血法」、「血液製品管理条例」などの法律や法規が公布され、比較的に完備した血液管理の法システムが基本的に形成された。また、無償献血はすでに中国医療用血液の85%以上を占め、6年前より、65%増加。更に、全国で採血業務にあたる2万人余りが関連試験に合格し、資格認定書を受け取った。このほか、各レベルの政府は20億元を拠出して、血液採集ステーションの業務環境を改善し、全国で、比較的に完備された臨床用血液サービス機構のネットワークを基本的に完成させた。

「CRI」より　2004/10/21