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ミヤロ・紅色に彩られた山々
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ミヤロ(米亜羅)は四川省理県に位置する景勝地。総面積3688平方キロと、紅葉で知られる北京の香山より180倍余りも広く、紅葉を心ゆくまで観賞できる。「ミヤロ」はチベット語で、「遊べる堰(せき)」という意味だ。ミヤロ景勝地は岷江の支流、雑谷脳河の谷間にある。
秋風が吹くころになると、谷間の両側の密林に並ぶカエデやモミジ、シラカバ、フジマツなどの葉が霜に濡れるたびに美しく鮮やかな紅色、黄金色に変わっていく。山々は紅葉に彩られ、流水も紅葉に染まり、道も紅葉に覆われ、ミヤロの秋は一気に火炎に包まれる。雪を頂いた山々、温泉、森林、紅葉、そしてチベット・チャン族の文化が織りなす新奇で、夢幻な回廊がどこまでも広がる。
「チャイナネット」2004年10月25日
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