曾培炎副総理が24日、「淮河沿岸各地区は環境の総合的整備を重視し、淮河の水質汚染の処理に尽力していかなくてはならない」と強調した。
これは中国の中部にある安徽省で開催された淮河流域の水質汚染処理に関する現場会議で述べたもので、曾培炎副総理はその際、「淮河沿岸各地区は、汚染物の排出総量規制制度を厳しく実施し、淮河の水質汚染処理に対する投資を増やし、汚水処理施設の設置とその運営での市場メカニズムの役割を十分発揮させ、今後三年内に淮河の水質汚染処理レベルを新たな段階に引き上げていかなくてはならない」としている。
1994年以来、中国政府は効果的措置を講じて、5000社もの汚染企業の生産ラインを閉鎖しており、多くの汚染処理施設を設置したことから、淮河流域の汚染物排出総量は初歩的にコントロールされている。
「CRI」より2004/10/25