関係筋によると、ネットによる2005年大学院受験資格申請の締め切りまであと一週間であるが、大学院の受験資格を申請する人はすでに110万を上回った。
「北京娯楽信報」紙の関連報道によると、21日までのところ、2005年大学院受験資格申請者数は計1151046人に達した。中国初のネットによる大学院受験資格申請として、スパムの可能性もあるので、当面、110万が最終的な人数ではないかもしれない。
北京航空航天大学教育研究所の鄭暁斉教授は「受験資格申請者数が年ごとに増えているのは時代の流れだろう。ひかえめにみても、中国の大学(高等専門学校を含む)の在校生が約1900万人に達しており、これは世界一である。しかし、大学生の募集人数の増大とともに、「就職難」の問題も深刻化することになった。また、より多くの卒業生たちが「大都市で仕事に就く」ことを願っていることや、留学がより難しくなっている現実も、大学院を選ぶ学生の人数が増えている主な原因だろう」と語っている。
「チャイナネット」 2004/10/29