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北京市、初の事務所内の環境汚染調査

建築物の装飾は益々豪華になっているが、こうした現象が引起す汚染問題が関係部門の注意を喚起している。北京市建築装飾協会室内環境保護委員会によると、300余の事業所の事務所室内環境汚染状況に対する調査活動が既に開始されており、調査結果は今年の年末前に公表される予定である。

説明によると、これは市の事務所環境汚染状況に対する初めての調査で、調査は国家≪室内空気の質基準≫に基づいて実施され、調査の主要な検査測定内容はホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエン、キシロール、全ての揮発性有機物、アンモニアなどを包括している。調査対象の事業所は自己申請方式で、総数は300余事業所である。調査は事務所の装飾によって発生した室内環境汚染比率、装飾後の室内環境汚染レベル、事務所室内環境汚染物質の種類検出判断、事務所室内汚染物質の主要な出所要因などの項目に関して実施され、室内環境成分専業監督測定評価センターが調査のサンプル採取、検査測定などの業務を請負い、検査測定データは専門家グループによって分析、整理されており、調査結果は今年の年末前に公表される。オフィスビルのセントラル・エアコン、絨毯、事務所設備、人間が発生させる各種汚染物を含む環境汚染は、長期にわたってその室内で業務する人間の健康状態を損なう。専門家は、空気汚染がひどい事務室での執務は疲労倦怠、咽喉乾燥、眩暈、精神散漫などの症状を引起し、相対的に密閉度が高いオフィスビルにおける反応はより顕著であると説明している。

「チャイナネット」2004/11/02

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