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柱状に侵食された山肌 西蔵・阿里の「土林」
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西蔵(チベット)阿里地区札達県にある象泉河の谷の両岸には、世界でも類を見ない独特の侵食地形「土林」が広がる。太古の昔、一帯は湖の底にあった。当時の堆積層は、その後のヒマラヤ造山運動により隆起したため、水位の低下や、気候の変化、河川などの浸食作用で、柱状の侵食地形ができ上がった。垂直に削られた山肌には柱状の岩が残り、そびえ立
つ砦や物見櫓、仏塔などのように見える。千変万化の景観に恵まれた「土林」は、阿里地区でも最も有名な自然観光地だ。
「人民網日本語版」2004年11月4日
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