カシュガル空港税関はカシュガル地区カシュガル市の北部に位置し、カシュガル市の中心部まで10キロ。1993年4月、中国国務院の認可を経て、空運税関としてオープンした。
カシュガルは、新疆ウイグル自治区南部の重要な都市で、中国が中央アジア、西アジア及び南アジア向けに開放している地域の中で、最も国境地帯に近いところに位置している。空港の飛行区域のレベルは4D級で、2800×45×0.24メートルのコンクリート滑走路1本があり、ボーイング737などの中型飛行機の利用が可能。空港ターミナルの面積は4856平方メートルに達している。2億元を投じて新たに建設された4E 級の標準滑走路が1999年末に使用されることになったが、当面国際業務には利用されておらず、税関の機構設置が進められているところである。税関のオープン以後、年間貨物1万トン、出入国旅客5~10万人の通関が可能。カシュガル空港(空運)税関のオープンは、新疆ウイグル自治区南部地区経済の発展を促す上で積極的な役割を果たすと見られている。
「チャイナネット」2004年11月23日