イルクシュタン税関はコズレスコルクズ自治州の管轄下にあり、東経73º58′、北緯39º42′、ウチャ県までは150キロ、アトシュ市までは250キロ、中国西部の重要な国際通商の要所である。
イルクシュタン税関はシルクロードの交通の要所と宿場であった。向こう側の税関はキルギス国のイルクシュタン税関である。イルクシュタン税関は1997年7月21日に臨時にオープンした。1998年1月26日、中国国務院の認可を経て、キルギス国及び第3国の人員、貨物に対して正式にオープンした。
イルクシュタン税関の発展の見通しは極めて明るい。イルクシュタン税関は中国とキルギス共和国、ウズベキスタン共和国、タジキスタン共和国の国境地帯に位置し、同税関を通じて西アジア、ヨーロッパ、中央アジア及びその他の独立国家共同体の国々への貿易が可能となった。そして、これらの国の経済貿易面で相互補完性があり、イルクシュタン税関の開設は、これらの国々との経済協力の強化に大きな役割を果たすと見られている。2002年のイルクシュタン税関経由の出入国の人数は8071人、通関車両は7066台、輸出入貨物は7.6万トン。
「チャイナネット」2004年11月23日