北京の有名なバーストリート、三里屯で22日、通りの両側の商業用看板40点がエイズ予防の公共広告に取り替えられた。北京市エイズ予防治療活動委員会は、今年の世界エイズデー(12月1日)に向け「女性のエイズ予防に注目」をテーマとした宣伝活動を開始した。
北京市朝陽区は、バーストリートの「若者が多い、外国人が多い、情報交流が速い」という特徴を生かして「窓口」の役割を担わせ、エイズ知識の普及活動を展開していく。バーの店内へのコンドーム無料配布設備を設置したほか、今回は従来の商業用看板をエイズ予防の公共広告に切り替えた。文化的・健康的な生活を呼びかけ、1人1人がエイズに関心を持つ社会を作り上げ、エイズを社会的に予防することが狙いだ。
「人民網日本語版」2004年11月23日