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第2次大戦ドラマ「記憶の証明」、12月に放送へ

中国テレビドラマ制作センターは24日、テレビドラマ「記憶的証明(記憶の証明)」(全29話)を12月5日から中央電視台(CCTV、中央テレビ)で放送することを発表した。同ドラマは2003年に収録・編集が完了したが、外交問題に関わる題材のため、これまでに何度も修正が繰り返された。

同ドラマは第2次世界大戦の時代を描いている。日本でさまざまな虐待に遭った中国人労働者のうち、唯一の生存者が戦後、証拠探しのために日本へ渡るというストーリーだ。

監督を務めた楊陽氏は、ドラマの制作で苦労した経験や感想について語り始めたとき、こらえ切れず涙を見せた。「2001年に台本を読んだ。その後、日本の教科書問題をニュースで知り、これは後の世代に先の世代の犯罪行為を知らせないためだと思い、ドラマ撮影を決心した。被害者に代わって訴える人がいなくてはならない。『記憶的証明』は単純なテレビドラマではない。われわれ制作スタッフ全員が心・感情・涙をこめて作った作品だ」と楊監督は話す。

劇中で「岡田」という姓の登場人物を演じた俳優の矢野浩二さんは、「私が演じたのは『日本の侵略者』だとわかっているが、後悔していない。このドラマは日本最大のテレビ局、NHKが放送し、より多くの日本の若者に見せるべき。なぜなら日本の若者は過去の歴史をあまり知らないからだ」と話している。

劇中には日本語の台詞も多く出てくるが、視聴者のためにすべて吹き替えにされた。自らもアフレコに参加した吹き替え担当制作会社の喬臻社長は、「このドラマのために最高のスタッフを用意し、作業も非常にスムーズに進んだ。このドラマの深い内容がわれわれを動かしたと言えるだろう」と話した。

「人民網日本語版」2004年11月25日

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