中国の疾病抑制センターの関係責任者はこのほど開催されたエイズ予防治療国際シンポジウムで、「赤ちゃんが生まれた時、エイズに感染することを防止するため、中国はエイズの母子感染防止テストの実施を更に拡大していく」と明らかにした。
それによると、2005年に127のエイズ綜合予防治療テスト地区で、このエイズの母子感染防止テストが実施されることになっている。
中国衛生部はこのほど、テスト地区が新婚者の中でエイズの母親から赤ちゃんへの感染を防止する宣伝活動を行なうと同時に、エイズの予防と治療などのサービスを提供するよう要求する通達を出した。
中国では、1985年に初のエイズ病例が報告されてからのこの20年近くの間に、エイズが中国で急速に蔓延しており、去年の末までに、中国のエイズ感染者が合わせて84万人になった。
「CRI」より 2004/12/06