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独リニア技術めぐる「スパイ活動」、上海市が否定

最近、一部海外メディアが、「中国人工程師(技師にあたる)がドイツのリニアモーターカーに関する機密を盗もうとした」という独経済誌「Wirtschafts Woche(経済週刊)」の報道を次々と転載している。これに対し、上海市政府の焦揚報道官は11日、いわゆる「中国人工程師が不法にドイツのリニア技術を探ろうとした」という状況は、まったく存在しないと述べた。

焦報道官は「上海リニア公司によると、今年4月13日に上海リニア事業が契約の引渡しを完了した後、すべてのシステムがすでに中国側に移管され、中国側が運営、保守、管理を中国側が独自に実施している。中国側の職員は毎晩、リニアモーターカーの保守をしなければならず、これは完全に正常な職務であり、『中国人工程師がドイツの技術を不法に探ろうとした』という状況はまったく存在しない」と述べた。

上海市浦東地区の上海リニアモーターカー路線は、世界で最も早く商業運転に入ったリニア線だ。2002年に完成後、試運転期間に入り、2003年9月から全線が開通した。

「人民網日本語版」2004年12月13日

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