在タイ中国大使館の潘広学・公使参事官が27日に明らかにしたところによると、インドネシア・スマトラ沖で26日に発生した地震による津波で、タイ南部を訪れていた中国人観光者6人が負傷していたことが確認された。
潘公使参事官によると、負傷した6人は香港出身の夫婦2人、上海出身の若い女性2人、雲南省出身の若い女性1人、男性観光者1人。うち、上海の女性2人は骨折、雲南省の女性はアキレス腱断裂という。他の3人はいずれも軽傷。
外交部の27日の発表によると、現在までに、台湾人観光者1人がタイで死亡した以外に、地震による他の現地中国人の死亡報告はない。外交部および関係各国に駐在する大使館・領事館はすでに緊急体制をとり、中国人の救助に全力を尽くしている。
「人民網日本語版」2004年12月28日