李肇星外交部長は29日、スマトラ沖地震の最新被害状況と指導部からの指示を受け、財政部、商務部、衛生部、地震局、軍隊の関連部門代表者などによる合同会議を招集した。会議では次の方針が決定した。
(1)被災国に対する物資・資金援助の大幅に増やす。
(2)100人余りの医療チームを結成し、現地の要請を受ければ24時間以内に到着できるよう体勢を整える。
(3)中国国際救援隊の野戦病院・捜索救援隊が派遣に備え待機する。
(4)増加分の援助物資の準備と輸送は、商務部が関係機関と共同で担当する。
(5)世界保健機関(WHO)など国際機関による専門家の現地派遣に引き続き参加する。
「人民網日本語版」2004年12月30日