インド洋での地震により大津波が発生し、多くの死者がでるなど空前の被害が出たことを受けて、中国の社会各界は、被災地区の情況に注目し、救援金や救援物資、及び被災国の関連機構に慰問の電報を送っている。
中国の労働組合の全国組織である中華総工会は12月31日、被災国の労働者がいまの苦境から抜け出すために300万元の援助金をそれぞれの国の労働組合組織に送り、また世界の労働組合機構の全メンバーと各国労働組合組織に、大津波による被災国を援助するよう呼び掛けた。
中国の多くの青年組織と各界青年もこれまでに1000万元に上る援助金を被災国に送っている。
そして中国仏教協会と中国イスラム教協会はこのほど、これら被災国や被災国の中国駐在大使館に慰問の電報を送ったり、救援金や救援物資を提供している。
香港各界もこれまでに3億香港ドルもの救援金を送ったほか、多くの救援物資を提供している。
ところで、中国救援チームが12月31日深夜にインドネシアのアチェ州に到着し救援活動に入った。
CRIより 2005年1月2日