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中国大陸部の人口、13億人に 課題も山積み

国家統計局の最新予測データによると、2005年1月6日、香港・澳門(マカオ)・台湾を除く中国大陸部の総人口は13億人に達する見通しだ。

30年以上の努力により、中国は人口急増を効果的に抑制してきた。人口増加モデルは高出産率・高死亡率・高増加率から、低出産率・低死亡率・低増加率へと歴史的な転換を遂げた。中国が人口抑制と計画出産を推進した結果、世界人口60億人の到達日と、中国大陸部人口13億人の到達日はそれぞれ4年間引き伸ばされ、世界人口の安定と発展に貢献した。また、中国の持続可能な発展と小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的建設に向け、良い人口環境が整いつつある。

国家人口計画生育(計画出産)委員会の関係者によると、人口の13億人突破に伴い、中国の人口政策や計画出産政策はさらに厳しい試練に直面することになる。現在は、人口の増加率は低いが、絶対数の増加はまだ大きく、人口規模そのものが巨大という国情は変わらない。また、出産率は低いが不安定であることや、新生児の男女比が拡大を続けていること、流動人口や高齢者の数がこれからピーク期を迎えることなど、人口をめぐる問題は多く、特に労働人口の急増により雇用創出の負担が増大している。人口政策・計画出産政策にはさまざまな困難・試練が予想され、今後も手を緩められない状況が続くとみられる。

「人民網日本語版」2005年1月4日

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