「経営管理人員予想外傷害総合保険」という我が国初の誘拐とテロを保険の範囲に組入れた商品が近く太平洋財産保険蘇州分公司によって発売されることになった。
蘇州市は外資系企業の集中する長江デルタの経済発達地域に位置し、民営経済の発展がめざましい。経済の発展につれて、経営管理者は誘拐を含むさまざまな予測不可能な傷害を被るリスクも日増しに増大し、かなりの市民が保険会社にそれにふさわしい保険業務を増やすよう求めている。今回の「経営管理人員予想外傷害総合保険」の登場はまさに、経済力のある管理職向けの業務である。この業務は国際協力を通じて開発されたもので、国内の予想外傷害保険業務の空白を埋めることになった。
伝えられるところによると、同「経営管理人員予想外傷害総合保険」は、基本保険、中級保険、全面保険といった三種類に分けられている。そのうち基本保険には予想外の死亡、身体障害、傷害医療費用の三つの保険が含まれ、中級保険は基本保険の上にやけど、収入損失手当て、誘拐による死亡の三項目が加えられており、全面保険は保険の範囲がさらに広げられ、親の扶養、子女の教育および配偶者、子女の誘拐による死亡などをも保険の範囲に組み入れている。このほか、保険契約者はみずからの必要に応じて、付加方式で対テロ活動保険をかけることもできる。予想外傷害の最高保険金額は百万人民元にのぼる。
「チャイナネット」2005/01/05