国連が伝えた最新情報によると、インド洋地震による津波での死者は15万人に達する可能性があるとされ、国連のアナン事務総長は12月31日に「世界を挙げて今回災害に対応すべきだ」と強調した。
一方、国連のアナン事務総長は「世界を挙げて今回災害に対応すべきだ。国連は救援活動で協調した行動をとらなければならない」と強調した。
国際赤十字社・赤新月社連盟は被災地でこれまで最大規模の救援活動を行なっているという。
フランスのシラク大統領は、このような自然災害に対応するため、迅速に反応できる人道的救援隊を設置するよう国連やEUに呼びかけている。
ドイツとイギリスは被災地への援助提供を表明し、アメリカは3億5千万ドル相当の援助を提供すると発表しており、国際社会が表明した被災国への援助金額は12億ドル近くに達している。
同日、スリランカで「は全国哀悼の日」の記念式典が行なわれ、津波による死亡者を悼んだ。インドネシアは、この6日に地震と津波に関する国際サミットを開き、被害のあと現れる問題への対応策について検討することになっている。
「CRI」より2005-1-5