インド洋津波被災国は2日も、救助活動を続け、国際社会も引き続き救助活動に関心を寄せると共に、被災国に援助の手を差し伸べている。
タイのタクシン首相は2日、最も被害を受けた有名な観光地のパトンビーチを視察し、正常な営業を一日も早く回復するよう現地政府に要求した。また、タクシン首相は「バンガー県のカオカク観光地区がひどく破壊され、死傷者も多いので、その回復はかなりの時間がかかる」とも話した。
インドネシア政府は引き続き陸海空軍を派遣し、救助活動に当たらせている。
スリランカ政府は2日、「国家救助活動センターを設置して、再建活動を監督している」と発表した。
伝染病の蔓延を防止するため、WHO・世界保健機関は、被災者に薬を配ったり、医療サービスを提供したりしている。メキシコ、イタリア、スウェーデン及び一部のアフリカ諸国はこのほど、被災者に慰問の意を表したり、緊急援助を提供したりしている。
「CRI」より2005-1-5