国連のアナン事務総長は3日、支援を承諾した国や国際機構などがインド洋津波被災国に資金援助を直ちに提供するよう呼びかけ、また国際社会はインド洋津波被災国に対する救援活動を続けている。
アナン事務総長は3日、これまでインド洋津波被災国への支援提供を承諾した40あまりの国や国際機構がこれを履行するよう期待したが、関係筋によりますと、アナン事務総長は6日、インドネシアの首都ジャカルタで行われるインド洋大地震津波被災国再建国際サミットに出席し、関連の国や機構などが承諾した数億ドル提供との承諾をまず先に実施することを呼びかけた。
当日、アメリカのパウエル国務長官はタイを訪れ被災状況を視察したが、パウエル国務長官は、その後インドネシアとスリランカを訪問し、6日にジャカルタで開催される国際サミットにも出席することにしている。
イギリスのストロー外相は、「イギリスの民衆はすでに被災地に6000万ポンド余りの義捐金を寄付した」と述べた。
同日、フランスのシラク大統領は、救援活動をスムーズに進めるため、多国間協力という形を通じて国際支援活動を展開するよう呼びかけた。
エジプトも、インドネシア、スリランカ、モルディブ三国に援助を提供するとの意向を示している。
「CRI」より2005-1-5