北京市公安局筋によると、当面、北京市の実際の居住人口(常住人口と流動人口の合計)は1524.4万人に達したことが明らかになった。2004年12月初までの時点で、北京市の戸籍を持っている常住住民は1159.5万人、そのうち、男子は5853824人、女子は5741161人、非農業人口は849.5万人、農業人口は310万人となっている。近郊の人口は704万人、遠い郊外部の人口は455.5万人。2004年における北京の新生児の数は5万人で、約16万人が地方から北京市に移籍した。2004年において北京市の人口の自然増は8000人、非自然増の数は11.4万人。同筋によると、北京市に3日間以上滞在し、公安機関で一時的居住の手続きをした移動人口は364.9万人に達した。
自然増とは同市の出生人口数から抹消された戸籍数を差し引いて得たものを指し、非自然増は地方から北京市に移籍した人口の数である。北京市の人口の状況から見ると、非自然増は常住人口の伸びの中で圧倒的なウェートを占め、その増加率は2000年以降加速している。1993年以前の人口の自然増は北京市の常住人口の増加の主因であったが、1994年以降、人口の非自然増が決定的な要因となった。この10年間に北京市の常住人口は93.04万人増え、そのうち、地方から北京に移籍した人口は87.55万人に達し、総数の94.1%を占めている。統計データによると、2000年は北京市人口の非自然増の転換点となった。2000年までの1994―1999年の間に、年ごとに北京に移籍した人口はわずか6.65万人であったのに、2000年以後、人口の非自然増は年一年目覚しいスピードで加速し、2000年の8.91万人、2000年の12.17万人から2003年の14.11万人、2004年の1-11月間の11.38万人となった。
「チャイナネット」 2005/01/07