中国の大手ポータルサイト、網易(Netease)の創始者の丁磊氏は10日広州で、スマトラ沖地震・津波の被災地域の復興支援のために中国赤十字会に120万ドル(1千万元に相当)を寄付すると発表した。現時点で、国内の個人による寄付では最高額。
丁氏は10日、この巨額の寄付金を中国赤十字会の銀行口座に振込んだ。赤十字会は今すぐにでもその寄付金を出金することが可能だ。
今回の寄付について、丁氏自身は控えめな姿勢を示しており、寄付に関する網易のプレスリリースが100字を超えないよう要求している。丁氏は、「スマトラ沖地震・津波は全人類が直面した重大な自然災害であり、大変驚愕した。被災地域の人々の苦難に実際に直面しているわけではないが、自分のことのように感じている。寄付を通じて支援活動に少しでも協力したい」と述べている。
「人民網日本語版」2005年1月11日