インド洋大津波の被害を受けたスリランカで人道支援活動を行っていた中国の医療チームが16日、十数日間にわたる現地での任務を終えた。医療チームは同日、余った数十箱の医療物資を現地衛生部門に引き渡すと、中国国旗を降ろしてキャンプ地に別れを告げた。
医療チームは治療部門と衛生部門で構成。治療部門はキャンプ地で計2060人を診察した。被災直後は負傷者の診察が多かったが、後になると内科疾患が増えた。衛生部門は被災各地で消毒・水質チェック・感染症調査などを行った。
「人民網日本語版」2005年1月17日