中国が自力で研究開発した気象衛星風雲2号C衛星は3カ月のテスト運行を経て、現在、安定して運行され、中国の天気予報の確率を更に高めるだけでなく、インド洋諸国により多くの気象情報を提供できるようになっている。
中国国家衛星気象センターの責任者許健民氏は15日上海で記者に、「風雲2号C衛星は、去年10月に成功裏に打ち上げられたもので、その観測の範囲は中国国土だけでなく、インド洋など広範な区域をカバーしている。現在、東南アジア及びインド洋上空で正常に運行されている各国の気象衛星の数は少なく、この区域の気象資源も豊富とは言えないが、中国の風雲2号C衛星の正常な運行は、インド洋津波による被害国の再建及び将来の天気予報の提供に役立つだろう」と述べた。
「CRI」より2005/01/17