香港の衛星テレビ局・鳳凰衛視(フェニックステレビ)がこのほど伝えたところによると、スマトラ沖地震・インド洋大津波の被災地への香港からの義援金が7億香港ドルに達した。香港市民1人当たりの平均額は100香港ドル。単一都市からの寄付金額、市民1人当たりの寄付金額ともに世界首位だ。香港の社会団体は、被災地の支援の心を持ちつづけ、視野を広げ、周辺の貧困国を思いやるよう香港市民に呼びかけている。
香港立法会議員の陳智思氏は、「貧困国に対する市民の思いやりを促すという面で、政府が奨励する役割を果たす必要がある。民間の自発的な参加が重要だ」と述べ、ビジネス界に対し、収益を上げる一方で社会的責任も果たすよう期待を示した。
「人民網日本語版」2005年1月17日