世界食糧計画(WFP)のモリス事務局長は16日スリランカの首都コロンボで、「スリランカの津波被災地では食べ物の援助を必要する人口は85万人に達する」と表明した。
モリス事務局長はスリランカの被災地への訪問を終えた後、「現在75万人のスリランカ被災者がWFPの食品援助を受けているものの、この数字はこれからの一週間の内に85万人に上るだろう。スリランカ南部被災地の女性と児童にはすでに栄養不良の病状が現れている」と述べた。
モリス事務局長はまた、「国際社会の協力の下で、WFPは津波被災国に2億5600万ドルの援助を提供する」と表明した。
「CRI」より2005/01/17