スマトラ地震・津波による孤児の数が、少なくとも10万人を超えていることがわかった。中国紅十字はこのほど、「世界を愛で満たそう」をテーマとする孤児救済計画をスタートした。
津波により、被災地の子供たちは心身ともに深く傷ついた。国連児童基金(UNICEF、ユニセフ)はこれらの子供たちを「津波世代」と名づけた。中国紅十字は、機が熟せば被災国の孤児を中国の家庭にホームステイさせる意向を表明。ホストファミリーの家庭的な暖かさにより、子供たちの生活に対する自信を回復させたいとした。ホストファミリーでの精神カウンセリングも計画している。
被災国の再建支援や、子供たちから災害の影響の払拭を目的とするこうした社会公益サービスについて、中国紅十字はより多くの中国企業・家庭によるボランティア参加を呼びかけている。
「人民網日本語版」2005年1月18日