このほど、北京市労働・社会保障局情報部の李錦副部長は「2004年に、北京市労働力市場で登録した求職者数は合計484398人、求人需要が557943に達し、供給と需要の比率は1:1.16であった」ことを明らかにした。
統計データによると、2004年における北京市労働力市場の求人需要が求職者数を上回る上位三つのものはセールスマン・展示スタッフ、レストランのウェーターとウェートレス、営業マン。この三つ人手不足はいずれも10000人以上となっている。そのうち、セールスマン・展示スタッフの不足分は60000人にも達した。
李錦氏によると、このデータによると、サービス業の発展にしたがって、セールス・展示やそれと関連のあるサービスなど、サービスとかかわりのある職の需要が高まり、ずっと高い数字を保っている。一方、一部の求職者は就職についての考え方が時代遅れのものとなり、サービス業などにたずさわりたくないという考え方は就職口の「供給と需要」のアンバランスをもたらすことになった。
需要が供給より少ないポストのうち、上位の三つは運転手、財務管理者、行政事務専従者であり、8000人から20000人が過剰となった。
北京市就職紹介サービスセンターが公表した最新のデーターによると、2004年に、交通運輸、倉庫業、郵政・電子情報、金融業、保険業のポストの需要は2003年よりいくらか減少したが、そのほかの主要な産業の需要は2003年より大幅に増え、卸売り・小売り業、飲食業、不動産、製造業、建築業などの業種の求人需要の増加率は50%を上回った。
「チャイナネット」 2005/01/20