20日付けの新聞『人民日報』が中国国家林業局の周生賢局長の話として伝えたところによると、中国の生態建設はすでにこれまでの大きく破壊された環境を整備しなおす段階から整備と破壊が対峙する段階に入った。
これは周生賢局長が昨日開かれた会議で述べたものである。周生賢局長はその際「ここ数年来、中国の森林のカバー率は年平均して、0.33%拡大され、土地の砂漠化の抑制も飛躍的な進展を遂げ、野性動植物の種類も安定的に増え、土壌流失の面積は年々減り、生態建設はすでに段階的な成果を収めた。しかし、全国の生態環境は依然として弱いもので、森林資源は不足しており、その破壊と土壌流失は依然として深刻である。このため、現行の生態建設を強化させる林業政策は変わることが出来ない」と述べた。
「CRI」より2005/01/20