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北京市を役割別に4分割 首都機能核心区など

22日から開かれている北京市政治協商会議第10期第3回会議では、市の都市空間の新しい構造分布を基礎に、全市の18区・県を役割別に分類し、次の4エリアに分ける構想が打ち出された。

◇首都機能核心区

市中心部の東城区、西城区、崇文区、宣武区と西郊外の石景山区。歴史的な特色を持ち、中国の政治・文化・国際交流における中心的役割を反映する地域として、首都機能の最の重要部分な受け皿となる。

◇都市機能開拓区

朝陽区、海淀区、豊台区。首都の都市機能の開拓、特に国内や海外に向けた外向的な経済サービス機能の開拓を目指し、首都発展のコア・コンピテンスの向上に貢献する。

◇都市発展新区

通州区、大興区、順義区、昌平区。新興都市や国家級の開発区、市場主導の開発区を拠点に、生産・製造、物流・輸送の発展を目指す。また、人口受け入れ機能を高め、首都の新たな成長軸としていく。

◇生態環境保護区

郊外の門頭溝区、房山区、平谷県、懐柔県、密雲県、延慶県。生態系の保護に力を入れる。北京の生態系を守る砦として、また水資源の保護対象地として、北京の持続可能な発展のカギを握る。

「人民網日本語版」2005年1月24日

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