中国がスマトラ地震・津波による被災国へ派遣する医療救援チームの第4陣が25日夜、専用機でインドネシア・アチェ州の州都バンダアチェに到着した。これまで現地で救援活動に当たっていた中国国際救援チームと交替する。
同チームが入居するテントの準備の都合で、メンバーは同日、バンダアチェ空港付近で建設中の私設建築の中で一泊した。同チームの白呼群チーム長によると、チームはしばらく休憩した後、26日早朝からバンダアチェの病院で救援作業を開始する予定だ。
白チーム長によると同チームは公衆衛生、内科、産婦人科、看護などの専門家を含む医療関係者20人で構成される。中国疾病予防抑制センター、中日友好医院、北京大学第一医院、天津市人民医院、天津医科大学総医院などから派遣された。医療救援チームとともに支援物資約8トンも現地に到着した。内訳は日常用の給養物資のほか、大半は被災者の救助に使用する医薬品や消毒用品など。
「人民網日本語版」2005年1月26日