スマトラ沖地震による津波で大きな被害を受けたタイのプーケット島で28日、津波警報システムの構築を話し合う地域協力閣僚級会議が開かれた。会議にはタイのタクシン首相、中国の李肇星外交部長など40以上の国と地域の閣僚および高官と、10余りの国際・地域機関の代表が参加した。
タクシン首相は開幕式後に張九桓・駐タイ中国大使と会見し、中国政府からの支援に対し、次のように謝意を表した。
タイは津波被害発生後、中国の胡錦濤国家主席から最も早く見舞いの電報を受けた。中国政府は最も早く援助を提供するとともに、医療チームとDNA鑑定チームを派遣した。
今回の会議に中国政府が李外交部長を派遣したことも、タイ政府に対する大きな支持だ。困難な時にこそ、真心を知るものだ。タイが最も困難な時、中国は最も誠意のある効果的な援助を差し伸べ、タイ政府と国民に対する中国政府と国民の深く厚い情誼を示した。
「人民網日本語版」2005年1月31日