中国北東部を縦断する大興安嶺山脈の中央部にある阿爾山(内蒙古自治区)は、海抜が高く、鬱蒼(うっそう)とした林に覆われ、昼夜の温度差が大きいため、霧氷ができやすい。現地ではこのほど、約50キロメートルにわたる「霧氷の回廊」が現れた。マツやシラカバ、ヤナギの枝や葉が、透明にきらめく氷に包み込まれ、不思議な形を作りだしている。
「人民網日本語版」2005年2月5日