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「家庭派」半数、あいさつはSMS活用 中国の旧正月

中国社会調査所はこのほど、一般市民の春節(旧正月)の過ごし方や予算などについて、一般市民2千人を対象とした電話調査やアンケートを実施した。調査対象地は北京、上海、広州、深セン、重慶など。

(1)旧正月休暇の過ごし方

▽半数を占める「家庭派」

調査では、メーデー休暇(5月1~7日)や国慶節(建国記念日)休暇(10月1~7日)、元旦よりも、春節を重視する傾向が鮮明浮き彫りになった。「春節は最も重要で、必ず祝わなければならない祝日」と答えた回答者は、全体の83%に達した。また、旧正月の過ごし方については「家庭で新年を祝う」とした人が53%、「観光に出かける」が16%、「親戚や友人を訪問する」が27%、「勉強やフィットネスに励む」が4%だった。

▽旅行先のトップは香港

回答者の一部は「観光に出かける」と答えているが、旅行形態については、「団体ツアーへ参加」とした人が57%、「個人旅行」は43%だった。旅行先については、広州、雲南、厦門など気候のよい中国南部、哈爾浜、長春など北部の寒い地域に人気が分かれている。一方、大陸部以外への旅行では、依然として香港が一番人気だ。スマトラ沖地震・津波の影響で、タイなど周辺諸国への観光は例年より少ない。

(2)旧正月の予算

▽「1千~3千元」に4割が集中

旧正月は、一年間で最も消費活動が集中する時期とされる。

調査では、「予算は1千元未満」と答えた人が全体の23%、「1千元~3千元」が41%、「3千元~5千元」が27%、「5千元~1万元」が4%、「1万元以上」5%だった。買い物の目的については、「年越しの準備」が56%、「贈り物」が47%、「娯楽または食事」が63%、「旅行」が16%。

▽大みそかの晩餐、「家庭派」6割

大みそかの晩餐をとる場所については、「家」とした人が62%、「レストラン」が38%だった。「レストラン」と答えた人の予算は、「1千元未満」が48%、「1千元~2千元」が21%、「2千元~3千元」が13%、「3千元~5千元」が8%、「5千元以上」は10%だった。

(3)「お歳暮」の内容:半数以上が健康食品

年末年始の贈り物の人気トップは健康食品(54%)。このほか、特産品(27%)、衣料品(14%)、酒類(39%)、各種ギフトセット(43%)、果物(26%)、出版物など文化関連商品(17%)――に人気がある。贈り物を選ぶ基準については、「意義のあるもの、必要とされるもの」とする人が22%に達した。

(4)年始のあいさつ:ショートメッセージ(SMS)活用は6割

年始のあいさつの手段については、「電話」と答えた人が79%、「携帯電話のSMS」が61%、「直接会いに行く」が47%、「eメールやビデオチャット」は22%。電話やSMSが最も主要な手段となっているようだ。

(5)旧正月の祝い方:「伝統的に祝うべき」が7割

どのように旧正月を祝うかについては、回答者の7割が「伝統的に祝いたい」と答えた。一方、現在の旧正月の祝い方については、「伝統文化の要素に乏しく、正月気分が足りない」と答えた人が63%、「シンプル、気楽で、伝統的な祝い方より好ましい」が16%だった。また、旧正月の意味合いについて、「メーデー休暇や国慶節と何の違いもない」と答えた人は21%だった。

「人民網日本語版」2005年2月7日

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