中国バレエ団が21日明らかにしたところ、同バレエ団の団員165人が4月13日から20日まで東京・新国立劇場で、張芸謀監督の演出によるバレエ劇「大紅灯籠高高掛」=同名映画の日本語題は「紅夢」=と「中国と海外のバレエ劇精選の夕べ」を公演する。同団の創設45年の歴史で、これだけ大規模な陣容が日本の大劇場で大型バレエ劇を公演するのは初めて。
今回の中国バレエ団による日本公演は、バレエダンサー、京劇俳優、交響楽団と民族音楽の演奏家だけで150人近い大規模な陣容となる。このほか、舞台セットと楽器をコンテナ4台で輸送し、コストは非常に高いものとなる。それでも、中国唯一の国家級バレエ団として、中国バレエ団の初の訪日公演の意義は大きい。公演実現に向けて日本の友好人士の心温まる支援を得ただけでなく、日本各界の関心も得た。日本国会の最大の議員連盟である日中友好議員連盟も同バレエ団訪日公演の後援団体になる見込みという。
「人民網日本語版」2005年2月22日