山東省は近年植樹造林に力を入れ、同省の森林カバー率は2年連続して1.5ポイントを超え、過去の5倍以上になっている。省全域の林地面積は約300万㌶に達し、木材蓄積量は8200万立方㍍に上り、樹林カバー率は23%に達し、生態環境は目に見えて好転している。2004年における同省の造林実績は、年間計画の128%を完成したことになっている。そのうち、林地面積は約25.7万㌶、農地の中の林地ベルト地帯や樹木ネットワークも6.7万㌶完成し、グリーン道路を3000㌔新規造成または整備した。山東省は造林を速めると同時に、林産業の発展をも促している。省全域には3.3万社の林産品加工企業があり、450万人が林産業に従事している。さまざまな人造板を年間1100万立方㍍、工芸林製品を130億㌔余り生産している。昨年の省林業生産額は500億元余りに達し、ここ4年間17%の伸び率で成長を遂げている。
「チャイナネット」2005/02/24