政府活動報告:これまでの活動の欠点

国務院の温家宝総理は5日、第10期全国人民代表大会第3回会議の政府活動報告で、政府の活動の欠点を認める発言をした。その上で、「われわれはこうした問題を強く重視するとともに、引き続き措置を打ち出して解決しなければならない。人民から託された大きな使命と期待に、決して背いてはならない」と述べた。

温総理は次のように指摘した。

政府自身の改革や役割転換が遅れ、行政による審査・認可事項がまだ多すぎる。社会管理や公共サービスの職能が弱い。一部では部門間の職掌区分が不明瞭で、連携も不十分で、管理モデルが立ち遅れ、処理効率も十分でない。市民の利益と関わる一部の問題も、まだ抜本的に解決されていない。一部の政府職員に、法による行政という概念が不足している。形式主義、官僚主義、虚偽報告、ぜいたくや浪費といた問題が目立っている。一部地方や部門、部署では腐敗問題が深刻だ。 

「人民網日本語版」2005年3月6日


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