第10期全国人民代表大会第3回会議の記者会見が6日午前10時に開かれ、李肇星外交部長が国際情勢、中国の外交政策などについて、国内外の記者の質問に答えた。日米軍事同盟について、李部長は次のように語った。
日米軍事同盟は冷戦時代という特殊な背景の下での二国協定であり、当然、二国の範囲内に厳しくとどめるべきだ。二国の範囲を超えれば、アジア諸国の不安を引き起こし、地域に複雑な要素をもたらすのが必至だ。台湾は中国の一部分であり、台湾問題は中国の内政だ。直接的または間接的に台湾を日米協力の範囲に盛り込むやり方は、すべて中国の主権に対する侵犯であり、中国への内政干渉だ。中国の政府と人民は断固として反対する。
「人民網日本語版」2005年3月6日
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