中国の家電大手・TCL集団と日本の住友商事は6日、広東省深セン市で協力協定を締結した。住友商事は6千万元余りをTCL傘下のディスプレイ企業・TCL顕示科技公司に出資し、大型ディスプレイ用モジュール生産ラインの建設に参加する。
両社の今回の協力により、TCL顕示科技公司の資本金は2億5千万元に達し、住友商事が株式の25%を保有する。オートメーション化生産ライン12本を建設し、国際でも進んだ規格であるSTN-LCD、TFT-LCD、OLEDなどの各小型カラーディスプレイ用モジュールの開発・生産・販売を行う。年間生産規模は4千万セットの予定。
「人民網日本語版」2005年3月7日