第10期全国人民代表大会第3回会議の記者会見が9日午後に開かれ、財政部の金人慶部長が人民元レート切り上げ圧力をめぐる問題について、外国人記者からの質問に次のように答えた。
中国の昨年末時点の外貨準備高は6千億ドルだが、外貨準備高はやはり主に貿易黒字によるものだ。人民元の為替レートは基本的に、中国の経済発展と対外貿易の状況に合ったものであり、基本的に安定を維持している。われわれは為替レート決定メカニズム形成の模索を含む外国為替改革をさらに推進し、中国の為替レートが合理的な均衡点の上で安定を保つようにさせる。これは中国経済の安定と発展に役立ち、アジア経済の安定と発展にも役立つ。これは世界経済全体の発展と安定への貢献にもなるだろう。
「人民網日本語版」2005年3月9日
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