最高人民法院 省部級の汚職案件6被告に判決

第10期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は9日午前、北京・人民大会堂で第3回全体会議を開き、最高人民法院(最高裁)の肖揚院長が同法院活動報告を行った。肖院長は活動報告の中で「最高人民法院は2004年、法に基いて深刻な刑事犯罪を厳しく処罰し、国家の安全と社会の安定を守った」と述べるとともに、同法院が法に基づき、国家の安全、通貨偽造、密輸、金融詐欺、付加価値税専用領収書の偽造発行、麻薬、汚職犯罪の二審や死刑判決の再審など400件の案件を審理したことを明らかにした。

地方各級人民法院が年間を通して結審した刑事裁判は64万4248件で、判決を下された被告は76万7951人に上る。結審した汚職、収賄、公金流用などの案件は2万4184件(前年からの持ち越し案件を含む)で、5.21%増。汚職で起訴、判決を下された県級以上の国家公務員は772人で、そのうち省・部級が6人、地・庁級が98人だった。

「人民網日本語版」2005年3月10日


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