中国国家人口・計画出産委員会の張維慶主任は13日北京で、今年中国は計画出産家庭への奨励扶助制度の試行範囲を拡大すると明らかにした。
計画出産家庭への奨励扶助制度とは、一人ッ子或いは子供が二人とも女子である農村の計画出産家庭において、夫妻の年齢が60歳に達した後、政府は毎年この夫妻に一定の奨励扶助金を支給し、扶助対象者が死亡した時点でこの扶助金の支給を中止するという内容である。この制度は去年から一部の地区で、試行された良好な効果をあげた。
関係専門家は、「この奨励扶助制度の最大のメリットは、多くの農村の計画出産家庭の老後の不安を解消することで、それにより、計画出産家庭は経済の面で真の実利を得ることが出来る」と述べた
「CRI」より2005/03/14